よっしーの少量多品種で楽しむ家庭菜園

少量多品種栽培5年目の家庭菜園ブログです。 色々な品種、栽培方法に積極的チャレンジしていきます!

家庭菜園にビニールハウスを導入して使ってみた結果

 

家庭菜園にビニールハウスを導入して使ってみた結果

冬のビニールハウス

冬のビニールハウス

どうも、よっしーです。

昨年の春に家庭菜園に以下の記事にある通り、ビニールハウスを導入しました。

 

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ダイムハウスの2坪用のビニールハウスですが、価格も安く、設置は一人でも半日あれば十分出来る程度でした(出来れば、誰かに手伝ってもらえるともっと楽ですが)。

 

ビニールハウスのサイズについては、我が家の庭にはちょうど良いサイズ感で気に入っています。

予算に余裕があれば、出入り口の開閉は、ファスナー式ではなく、ドア付きにした方が良いかもしれません。ファスナー式は、換気の際は、開け具合を調整しやすいですが、出入りがちょっと面倒です。

 

 

ビニールハウスの利用方法

さて、ビニールハウスの利用方法ですが、私の場合は以下のとおりとなっています。

  •  育苗
  •  水耕栽培
  •  冬期間の鉢植えの避難場所

まず、一つ目の育苗ですが、これはビニールハウスを導入したかった一番の理由です。

少量多品種栽培の場合、育苗する苗の数が非常に多くなりますので、以下のような簡易のビニール温室では、スペースが足りません。

また、私の場合、ビニールハウスにハウス用の暖房器具を設置していたため、まだ気温が低い時期でも、例年より少し早めに育苗を開始することが出来ました。

ビニールハウス用の暖房器具「暖太郎」

ビニールハウス用の暖房器具「暖太郎」

もう一つの主な用途が水耕栽培です。水耕栽培については、以下の装置を導入しており、家の中に設置するのは難しく、小屋の中では日当たりが悪いのでビニールハウスは非常に重宝しています。

 

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ただ、水耕栽培については、ポンプを動かす電源が必要になりますので、私の場合はポータブル式バッテリー2個を交互に使用して電源を確保しています。

延長コードなどで電源が確保できる人は、その方が簡単だと思います。

 

3つ目は、冬期間の鉢植えの避難場所ですが、これについては、耐寒性の弱い植物は暖房の燃料が切れたり、冷え込みが厳しすぎたりすると枯れてしまうので、注意が必要です。ハウス用の暖房を使用しても、厳冬期は+数℃までしかハウス内は温まりませんし、外気温がマイナス10℃を下回ってくると、小さなハウス用暖房器具ではプラスの気温を維持できません。

私の場合は、そこそこ大きくなったアボカドの木が枯れてしまいショックでした。

ローズマリーの鉢植えは、無事に越冬出来ました。

 

ビニールハウスの耐久性と補強について

今回購入したダイムハウスのビニールハウスの耐久性について感想を書きたいと思います。

まず、冬季以外については、購入したそのままの状態で、多少の強風にも負けず問題なく使用できました。

ただ、冬季については、ちょっと心配だったので、私の場合は補強をしました。

補強の方法は、以下の2点です。

  •  ハウス中央に鉄パイプの単管を柱として設置。
  •  屋根のビニールを二重にした。

一つ目は、私の住んでいる地域が結構雪が多く、積雪もそこそこ多いため、ビニールハウスの中央に1本柱を設置しました。鉄パイプの単管は家の小屋にあったものを使用し、天井の方には以下のような単管に差し込んで天井のパイプを支えることが出来る金具をホームセンターで購入しました。

天井の補強金具

天井の補強金具

地面の方には、単管に差し込んで高さを微調整できる金具(ジャッキベース)を使いました。

この補強の効果はなかなかのもので、今年は大雪だったのですが、びくともせず冬を越すことが出来ました。

積雪がある地域の方であれば、この補強についてはおすすめできます!

 

もう一つの補強のビニールシートを二重にするですが、これは2つ意味があり、一つは、雪の重さや氷でビニールが破れないようにすること。もう一つは、冬の間のハウスの保温性を高めることです。

これは、どちらも狙い通りの効果があったと思います。GWあたりに、二重にしたビニールは外して、また寒くなってきたら二重にしたいと思います。

 

家庭菜園にビニールハウスを設置してみた感想を総括すると、設置して良かったということになります。やはり、出来ることが増えるというのが良いと思います。

 

ただ、作物を栽培するために設置する場合は、もっと広さがあった方が良いと思います。通路や作業スペースを確保すると、野菜を植えられるスペースが減ってしまうためハウスのサイズが小さいと思ったほど植えられないと思います。

 

今後の展望としては、バッテリーに太陽光パネルで充電したいという、昨年チャレンジして上手くいかなかった事を実現できればと思います。