家庭菜園の2022年の反省と2023年の方針
家庭菜園の2022年の反省と2023年の方針
家庭菜園の2022年の振り返り
どうも、よっしーです!
ブログの更新もずいぶん久しぶりになってしまいました。
冬場になると降雪地帯では家庭菜園は特にやることが無くなってしまいますね。
とは言え、昨年は春先は少しやる気を出していたものの、後半に行くにしたがって失速してしまいました。
失速の言い訳としては以下の点が挙げられます。
- 子供のスポ少(コーチ)、PTA役員、町内会役員等で時間が確保できなかった
- 春先に雌のニワトリが二羽死んでしまい、家庭菜園のやる気が下がった
- 育てた野菜やハーブを消費できなかった
まず、1つ目は時間が確保できなくなったことが挙げられます。特に子供の学年が上がり、毎週末スポ少行事が入るようになったため、週末がメインである家庭菜園の作業はなかなか満足に出来ませんでした。
2つ目は、春先に雌のニワトリが死んでしまったことがあります。おそらくイタチに襲われたものと思われます。雌のニワトリがようやく卵を産み始めたすぐ後であったため、ショックが非常に大きかったです。
ニワトリがいる家庭菜園を理想像として進めていたため、なかなかモチベーションを戻すのが難しかったように感じています。
3つ目は、育てた野菜やハーブを消費できなかったことです。これは、1つ目の時間の確保が難しい理由もあるのですが、調理や加工まで手をかけられなかったり、中には収穫しきれなかったものもあります。
せっかく、育てても消費できなければ、申し訳ない気持ちになったり、モチベーションが下がってしまいます。
昨年は、このような状況であったため、今年は以下のような方針にしたいと考えています。
2023年の家庭菜園の方針
昨年の時間の確保が厳しい状況は、少なくとも数年は続きそうです。
そのため、少し時間に余裕が出来るまでは家庭菜園の負荷を減らしたいと考えています。
そこで今年の方針は以下の通りにしたいと思います。
- 育てやすく、消費しやすい品種のみ栽培する
- 植え付ける株数も消費しきれる量に減らす
育てやすく、消費しやすい品種として植え付けを予定しているものは以下のとおりです。(上の方が優先順位の高いものです)
- ピーマン
- きゅうり
- ミニトマト
- ジャガイモ
- カボチャ(コリンキーも含む)
- ズッキーニ
- 里芋
- サツマイモ
- キクイモ
- ダイコン
ピーマンやキュウリは、ある程度育ってしまえば、あまり管理しなくてもある程度の収量が見込めます。
ただ、キュウリは放置しすぎるとお化けキュウリになってしまいますが、ピーマンは放置しても美味しい赤ピーマンになるだけなのでそういった意味でも一番ですね。
ジャガイモは、ちょっと植えすぎだったため株数を減らして消費できる量を栽培する予定です。種イモは昨年の小芋がたくさんあるので買わなくて良いのが良い点です。
カボチャやズッキーニも植え付けから5月中旬頃までの朝晩が冷える時期を乗り切ってしまえば、放置しても育ってくれるので植え付けしたいと考えています。
里芋、サツマイモ、キクイモは、管理自体はそれほど手間では無いため、株数を減らせば収穫、消費できそうなので植え付けする予定です。
ダイコンについては、金沢の伝統野菜の「打木源助大根」がなぜか他の品種に比べて非常に出来が良かったので、今年も植えたいと考えています。
このような感じで今年からしばらくは、ゆるーい感じで家庭菜園を楽しみたいと思っています。
家庭菜園や農業について、何かお伝えしたいトピックがあれば随時ブログに書いていきたいと思います。
里芋の試し掘り!山形風の芋煮にして食べました!
今年は里芋の生育状況
どうも、よっしーです!
今日は不安定な天気で、家庭菜園作業中に土砂降りに当たってしまい、ずぶ濡れになってしまいました。
そんな中、里芋の試し掘りをした訳ですが、今年は里芋の出来がこれまでに無いくらい良く、結果は上々でした!
まず、里芋の今年の状況を振り返りたいと思います。
里芋の芽出し~植え付け
まず、里芋の種いもですが、普通のホームセンターで売っているもの(土垂)を使用しました。
実は里芋はなぜか、これまであまり良い出来の年が無く、春先はテンションが全然上がっていませんでした。
むしろ、植えるかどうしようか迷ったほどです。
ただ、今年と昨年までの違いですが、春先にビニールハウスを使って芽出しを行えたことです。
ビニールハウスを設置する前は、どうしても里芋などの芽出し作業はスペースが限られているため、遅れがちになってしまっていました。そのため、芽出しがうまくいかず、定植も遅れていました。
今年はビニールハウスのおかげで、まだ春の朝晩が寒い時期から芽出し作業にとりかかれたため、定植も順調に行うことができました。
以下の写真は、ビニールハウスの中にさらにミニビニールハウスを置き、里芋の芽出しをしている状況です。里芋の芽出しは、温暖な環境が必要なので、結構効果があったのではないかと考えています。
実際芽が出たのは、5月上旬のゴールデンウィーク頃となります。
実際の外気はまだ10℃台なので、かなり順調な芽出しだったと思います。
里芋の定植は5月20日頃に行いました。
例年は、植え付けの際にこんなに立派な芽が出ていたことは無いので、このあたりの違いが前年までとの生育の違いにつながった気がします。
里芋の成長記録
里芋を定植してから1か月後の6月20日頃の里芋の状況です。なかなか順調に成長してくれていますね。
さらに1か月経過した7月20頃の状況です。
今年は芽出しがうまくいったので、基本的には欠株が無く、2畝分順調に生育がそろっています。雨も定期的に降ってくれていたので、散水が出来ない畑の方でも元気よく大きく生育してくれています。
今年の夏はとにかく大雨が多かったのですが、里芋にとってはむしろ快適だったのか、上の写真から約1か月経過した時点では見違えるほど大きく成長しています。
定植から4か月経過後の里芋の状況は、以下の通りですが茎のサイズ的には3か月経過後と大きく変わりはありません。
里芋の試し掘り成果と実食
里芋の試し掘り
それでは、里芋の試し掘りです。
今日時点で、定植から約5か月経過しています。まだ茎葉はほとんど枯れてはいません。
掘り上げてみると以下のような状況でした。土に隠れて良くわかりませんね。
ただ、ここで土砂降りになったため、急いで家に引き上げました。
以下が今回の試し掘りの成果となります。自分的には1株からこんなにたくさんの芋が取れたことが無かったので、感激しました!
里芋の実食!山形風芋煮で。
それでは、後はお味を確認しなくてはということで、奥さんに頼んで山形風芋煮にしてもらいました!
山形風芋煮は、牛肉が入ったしょうゆ味ベースの芋煮です。
私の住んでいる辺りでは、基本的には豚汁風の芋煮が多いような気がします。
そして、普段買わない牛肉を、家庭菜園の収穫祭の時に買うというのも我が家では恒例になりました。
これまで、春菊の収穫祭ですき焼きをやったり、ビーツを収穫祭でボルシチをやったりと牛肉を購入して気合を入れて祝います。
話しが脱線しましたが、以下が芋煮の写真です!
芋煮の感想ですが、激うまでした!里芋が柔らかくて美味しかったです!
子供も美味しいと言って、たくさん食べてくれました(牛肉の力でしょうか?)!
今日収穫した里芋ですが、まだ半分も使っていないため、今後煮物など楽しめそうです。
里芋の試し掘りは今日は1株しか掘っていないため、今後順次掘り上げて、食べていく予定です。ただ、我が家だけでは絶対食べきれないので、実家や友達におすそ分けしようと思います(いい出来だったので)!
玉ねぎとニンニクの植え付けをしました!菊芋と紅きららの試し掘りも!
玉ねぎとニンニクの植え付けを行いました!
どうも、よっしーです!
今日は、秋晴れが気持ち良い天気でしたが、用事があったため仕事を休んだおかげで、午後から家庭菜園の時間が久々にしっかり確保できました。
今日は、さつまいもの希少品種の試し掘りの他、菊芋の試し掘り、そして玉ねぎとニンニクの植え付け作業を行うことができました。
毎年、その年の最後に行う植え付け作業が玉ねぎとニンニクの植え付けになります。私が住んでいる地域は、この時期は天気が良くない日も多いため、植え付け作業はタイミング次第となってしまいますので、今日は絶好の植え付け日よりでした!
玉ねぎとニンニクの植え付け準備
今回、玉ねぎとニンニクを植え付けた場所は、さつまいもを作付けした場所にしました。玉ねぎとニンニクはどちらもさつまいもと輪作&連作が可能な作物なので、植え付けスペースが限られている方にはおすすめの組み合わせです。
さつまいもを収穫した畝は、掘った跡でかなりでこぼこしていたので、まず鍬で均しました。
次に牡蠣殻石灰とネギ科におすすめな肥料「寅ちゃんの超有機肥料」を散布しました。
寅ちゃんの超有機肥料は、ネギ栽培日本一の寅ちゃんが開発した有機肥料で、去年から作物全般に化成肥料の代わりに使っています!
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次に耕運機で耕しましたが、やはり耕運機だとスピードが速いですね。この面積なら5~10分でさくっと耕うんが完了します。
最後に、タマネギ用の穴あきマルチを張って完成です。昨年はマルチ無しで植え付けしましたが、除草作業など十分に出来なかったため、マルチ栽培に戻しました。
玉ねぎの植え付け作業
今回植え付ける玉ねぎは、ホームセンターで売っていた普通の玉ねぎの苗です。出遅れたため選択肢がありませんでした。中生種と晩生種の2種類にしてみました。
中生種の方は、根張りがきちんとしていて良かったのですが、晩生種は根張りが弱くちょっと貧弱な苗だったので心配ですね(育てやすいと書いていましたが)。
植え付け後はこんな感じで、ちょうど一畝に全て植え付け出来ました!後は、今月末か来月初めくらいに追肥を行う予定です。
ニンニクの植え付け
ニンニクについては、我が家ではほとんど消費しないため、栽培するかどうか迷っていましたが、少しだけ栽培することにしました。
植え付けるのは、今年我が家で収穫したニンニクです。
上の写真のニンニクの中でも、小さかったり、見た目が悪いものは取り除きました。薄皮もちょっと汚れているものは全部剥いてしまいました。
薄皮は、ツルツル植えという方法があるくらいなので、あっても無くても全く問題はありません(と私は思っています)。
ニンニクは、5㎝くらい土が被る深さに植え付けしました。無事に芽が出て来ることを願います。
ニンニクは畝の半分ほどのスペースで足りたので、空いているスペースに育苗して放置していたニラの苗を植え付けました(本来の植え方とは違いますが)。
菊芋と紅きららの試し掘り
菊芋の試し掘り
菊芋の試し掘りを行いました。本来は、試し掘りをする必要は無いのですが、完全に興味本位です。今年は、菊芋をたくさん植えているので、むしろ収穫し切れるか心配しています。
下の写真は今日時点での菊芋の生育状況です。まだ花が咲いており、葉も緑色をしていて全く枯れてはいません。
今回試し掘りした菊芋は、倒伏している株にしました。
収穫は、茎を刈り取ってから、ちょっと広めに周りからスコップを入れて、土を軽く起こしてから株を引き抜きました。
ただ、菊芋はジャガイモやサツマイモよりも広範囲に芋が付きます。株を引っこ抜いても一部しか取れてきません。その周りにかなりの量の芋が埋まっていますので、取り残さないように注意が必要です。
以下が、今回の試し掘りで収穫した一株分の菊芋となります。右側の根が広がっているのが、引っこ抜いた株で左側がその外側に埋まっていた芋です。
この時点でも量としてはかなり収穫出来ていますが、昨年の晩秋に収穫した際よりは1個1個の塊が小さい印象です。
こんなのが、まだ20株はあるので収穫は苦労しそうですね。量が多いので、ビニールハウス内に穴を掘って土に埋め、もみ殻などの保温材を入れて貯蔵しておく予定です。絶対消費し切れないので、ヤフオクなどで売ってみようかな。
紅きららの試し掘り
さつまいもの希少品種「紅きらら」について、初の試し掘りを行いました!
というのも、先々週に安納芋とパープルスイートの2品種を試し掘りした際に、紅きららを植えたと記憶していた場所からはパープルスイートが出てきたため、行方不明になっていました。
今回、別の畝をもしかしてと思い掘ったら、無事に紅きららを発見した次第です。ちゃんと記録付けないとダメですね。記憶が信用できなくなってきました。
紅きららを掘ってみて驚いたのが「色」です。最初、人参かと思ったほどオレンジ色をしていました。ちょっと写真だと分かりづらいのですが、なかなかオレンジ色です。
紅きららのサイズ的には、予定通りと言った感じで、今月末頃に収穫する予定だったため、2週間後にはちょうど良いサイズ感になっていると思います。
さつまいもも最初の方に試し掘りしたものが、追熟1か月経過となるのでどんどん食べていきたいと思います!
寒冷地でのじゃがいもの秋植え挑戦について
寒冷地でのじゃがいもの秋植え挑戦について
どうも、よっしーです!
ここ最近で一気に気温が下がり、秋から徐々に冬の足音が近くなってきているような気がしています。
私が住んでいる地域は、降雪地帯なので、11月下旬~12月上旬には家庭菜園は雪のため終了となります。
ただ、実際には、11月上旬頃には霜が降り始め、最低気温が一気に下がります。そのため、秋作については、夏野菜からの畝の移行も考慮すると、9月~10月がメインとなり、栽培期間は限られています。
こんな事情もあり、ここ1~2年は、秋作にはあまり気が乗らず割とさぼってしまっているのが現状ですが、今年は大根、人参の他に「じゃがいもの秋植え」にチャレンジしてみました!
北東北でじゃがいもの秋植えが難しい理由
じゃがいもの秋植えですが、私が住んでいる北東北では、ほとんど行われていないのが現状だと思います。
じゃがいもは、暑さにも弱いですが、寒さにも弱いため、夏場に早植えし過ぎると、種いもが腐ったり、芽が出なかったりしますが、寒さが厳しくなると地上部の成長が止まり、茎葉が枯れてしまうため、じゃがいもの成長も止まってしまいます。
じゃがいもの成長には約3か月必要なので、例えば暑さが少し落ち着いた8月下旬頃に植え付けを行った場合、11月下旬頃が収穫時期になります。
しかし、この11月下旬頃は、最低気温がマイナスの日が出てきて、最高気温も10℃未満の日が多く、早いと積雪がある年もあるため、じゃがいもが枯れずに成長を続けている可能性はほぼゼロです。
北東北などの寒冷地でじゃがいもの秋植えに挑戦することがいかに無謀なチャレンジかがおわかりいただけたかと思います。
秋植えにおすすめの品種は?
一般的な、じゃがいもの秋植えにおすすめな品種の条件としては、以下の2点があげられます。
- 休眠期間が短い
- 成長が早い(早生種~極早生種)
じゃがいもには休眠期間というものがあります。収穫してから芽が出るまでの日数ですが、品種によって大きく異なります。
私が住んでいる地域では、春に植えたじゃがいもは、6月下旬~7月中旬頃に収穫期を迎えますが、この収穫したじゃがいもを種いもに使用するためには、休眠期間が非常に短くなければ、8月下旬の秋植え用の種いもには使用できません。
そして、休眠期間が他に比べて極めて短いじゃがいもと言えば、「インカのめざめ」となります。
以下の(公財)日本特産農作物種苗協会の資料を見てみると、インカのめざめだけ極端に休眠期間が短くなっています。
https://www.tokusanshubyo.or.jp/sphhb/sphhb_01.pdf
また、インカのめざめは、生育期間もトップクラスに短い極早生種となります。
という訳で、北東北で秋植えが可能な品種は、私の中では「インカのめざめ」以外には考えられません。
加えて言うと、北東北では、秋植え用の種いもは基本的には売っていないはずなので、自分が栽培しているじゃがいもから選ぶ必要があります。インカのめざめは、我が家のレギュラー品種なので、そういう意味でも条件が合致していると言えます。
北東北でのじゃがいも秋植え途中経過
じゃがいもの植え付け
インカのめざめについては、6月中にほぼ全てのじゃがいもを収穫していますので、8月下旬までは、1.5~2か月の休眠期間があります。インカのめざめの休眠期間は、条件にもよると思いますが、およそ1か月なので種イモとしては問題なく利用可能と判断しました。
実際に植え付けを行ったのは、8/20になります。種イモには、芽が見られています。
我が家の場合、春植えのじゃがいもは、「超浅植えマルチ栽培」で行っていますが、8月下旬は残暑の影響もあり、最高気温が30℃を超す日もたびたびありますので、高温障害を防ぐためにもマルチは使用しないことにし、植え付け深さも普通程度にしています。
ちなみに、種いもは丸ごと使用しています。我が家の場合は、面倒という理由もあって春植えでも丸ごと植える場合が多いですが、秋植えの場合は高温による腐敗の影響が春植えよりも懸念されるため、通常は丸ごと植えるようです。
秋植えじゃがいもの発芽
実は、じゃがいもの芽がなかなか地上部に姿を見せず、もしかしたら地中で腐ってしまったのではないかと思っていました。
ところが、今日畑を確認して見たところ、何と発芽が確認できました!
先週時点では、確認できていなかったので、45~50日での発芽ということになりました。
発芽が確認できたことは、非常にうれしいのですが、生育期間としては良くてあと1か月程度です。気温もどんどん下がっていき、日照時間も短くなっていく時期ですので、成長としては期待できないと思っています。
少なくとも、来年の春植え用の種いもに利用できるサイズのものがいくつか収穫出来たら良いなと思っています。
もし、私の地域で本気でじゃがいもの秋植えを成功させるとすれば、ビニールハウス内に植えるか、気温が下がってきたらビニールトンネルを設置するなど、かなり過保護に育てる必要がありそうです。
安納芋とパープルスイートの試し掘り~約100日目のさつまいも希少品種の状況~
安納芋とパープルスイートの試し掘り~約100日目のさつまいも希少品種の状況~
今年植えたさつまいも希少品種3品種
どうも、よっしーです!
9月も終わり、いよいよ10月となりました。日没もめっきり早くなってしまい、仕事から帰ってきてから家庭菜園の作業を行うことが厳しい季節に突入してしまいました。
今日は天気が良く、午後から時間が取れたので、初めにさつまいもの希少品種の試し掘りを行うことにしました。
今年植えたさつまいもの希少品種は以下の3品種です。
- 安納芋
- パープルスイート(パープルスイートロード?)
- 紅きらら
安納芋以外の2品種は、今年初挑戦となります。
植え付けを行ったのは、苗の予約注文が遅くなってしまったこともあり、6/26とベニハルカと紅あずまより約1か月遅くなってしまいました。今日で、98日目なので約100日経過時点の状況となります。
植え付け時の状況は、以下のとおりです。
以下の写真は、8月下旬にツル返しした時の状況です。一番左側が安納芋ですが、植え付け時の記録ミスで右側の2畝はどっちがパープルスイートで紅きららかわからなくなってしまいました。
安納芋だけあきらかに草勢が弱く、他2品種はツルが太く生い茂り過ぎていたため、この時点ではツルボケにならないか心配でした。
安納芋とパープルスイートの試し掘り
試し掘り前の畝全体の状況は以下のとおりです。やはり、左側の安納芋の草勢が明らかに弱いですね。他2品種は元気いっぱい生い茂っています。
では、まず安納芋の試し掘り結果です。安納芋の収穫目安は120日以上と言われているので、当然まだまだ時期的に早いなとは思っていましたが、思っていた以上にまだ芋の大きさが小さい状態でした。
安納芋は、基本的には小ぶりな芋であるため、今時点ではこんなものなのかもしれませんね。
個人的には、安納芋は小ぶりでイモもまとまって付いているイメージなので、収穫は他のさつまいもよりは楽な気がします。
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続いて、パープルスイートの試し掘りです。先ほどの安納芋と比べるとツルのボリュームがけた違いに多いですよね。
芋も現時点では、安納芋よりは成長していました。食べられるサイズもちょっとだけありました。
ちなみに、小さいイモを割ってみると、やはり中身は紫色をしていました。
紅きららはどうしたの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、実は紅きららの畝の一部にパープルスイートの余った苗を植えていたようで、安納芋以外に掘った2畝は両方ともパープルスイートでした(割って中の色を確認)。
という訳で、紅きららは次回2回目の試し掘りまで持越しとなります。パープルスイートについては、もう2週間後くらいに2回目の試し掘りをしようと思います。
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ベニハルカと紅あずまの収穫
さつまいもの希少品種の試し掘りの後は、収穫適期に入っているベニハルカと紅あずまの収穫を家族で行いました。収穫適期というのは、中サイズ程度までの芋をメインで欲しいという我が家での適期です。
葉やツルはまだほとんど枯れてきていないので、芋を大きくしたい場合はもっと後の収穫の方が良いかもしれません。
以下が収穫前の畝の状況です。試し掘りで3割ほど収穫しましたが、畝3つ分のさつまいもの収穫を3人で手作業で行うのはなかなかの重労働でした。明日は腰がやばそうです。
収穫後の状況は以下のとおりです。スッキリしましたね。この畝の後には来年用の玉ねぎの植え付けをしたいところですが、10月も何かと週末が立て込んでおり、作業時間を確保できるか微妙なところです。
以下は、紅あずまの収穫の状況です。ベニハルカは写真撮りそびれました。
上の写真を見てみると、虫食いの他にも割れが発生しているものもありました。
お盆頃に大雨が降ったりした影響なのかは不明ですが、今年の8月は異常に雨が多かったので関係があるかもしれません。
ちなみに、さつまいもは収穫遅れによる割れはあまり起こらないそうなので、主に乾燥が続いた後の雨により急激な肥大化が起こることが原因となる場合が多いみたいです。
虫食いについては、コガネムシの幼虫が主原因だと思っていますが、無農薬での防除はかなり厳しいと思って、あきらめています。家庭用で食べる分には全く問題無く食べれますので、さつまいも初心者の方はご心配なく。
せっかく育てたさつまいもなので、おいしくいただいてくださいね!