徒長した茎ブロッコリーの苗の復活方法。深植えより挿し木に軍配か?
徒長した茎ブロッコリーの復活方法。深植えより挿し木に軍配か?
今回の概要
家庭菜園の育苗で問題の一つに徒長があります。今年育苗にチャレンジしていますが、なかなか徒長させずに育苗するのは難しいです。でもせっかく育苗したのだから、徒長苗でもなんとか活用したいものです。
そこで、徒長した茎ブロッコリーの苗を使って、深植えと挿し木の2パターンでその後の生育状況を比較してみたところ、挿し木の方が良いという結果となりました。私の場合、今後は、徒長苗は挿し木で復活させたいと思います。
今回の内容
家庭菜園の育苗で問題となる徒長
どうも、よっしーです!
今年のテーマの1つである、育苗ですが、茎ブロッコリーやリーフレタスなどを家の中で育苗するとどうしても徒長してしまいます。夜間の環境が暖かすぎたり、夜遅くまで明るかったりと屋外と環境が大きく異なることが要因ではないかと考えています。
とはいえ、夜になったら、ちょうど良い温度の場所に移すというのも、スペースが限られた家の中ではちょっと厳しいです。
ただ、私が住んでいる北東北は、春先は早朝の気温がマイナスになり霜が発生したりするので、屋外での育苗はビニールトンネルなどを使っても4月中旬以降からでないと厳しいです。
保温対策をした育苗ハウスが欲しい所ですが、家庭菜園レベルでは現実的ではないので、徒長させない育苗の仕方についても学んでいきたいと思っています。
なるべく早い時期から育苗にチャレンジしているのは、早いスタートを切り、収穫時期をなるべく早めることで、お盆過ぎからの秋作に早く着手できるメリットがあるからです。
北東北では、どうしても降雪の問題があるため、秋作はあまり時間に余裕がありません。昨年は、秋作のスタートが遅れてしまったために、大根や白菜、キャベツなどの生育が間に合いませんでした。
徒長苗の復活方法の比較
深植えと挿し木
さて、徒長したとは言え、せっかく育てた苗です。なんとか、復活させてあげたいと思い、徒長した苗の復活方法について模索していました。
そして、試してみたのが、『深植え』と『挿し木』です。
以前の記事でも書きましたが、深植えの場合、少し大きめのポットに植えなおすだけであるため、初期生育は基本的に変わらず、しおれたりもほとんどしませんでした。
逆に、挿し木は一度切断して、根が無い状態になってしまうので、どうしても3日間程度は、しおれた状態になり、枯れてしまうのではないかという心配がありました。
以下は、初期生育の状況で、左が深植え、右が挿し木です。
徒長苗の復活方法。軍配は挿し木に!
さて、ではその後はどうなったかというと、以下が今日(15日間経過後)の状況となります。
まずは、挿し木の方です。すっかり元気ですね。苗はピンと立って元気です!
次に、深植えの方です。実は、ここ2~3日の間で急に元気がなくなってきてしまいました。その前までは、挿し木より元気で立派な状態でした。
挿し木の方が良い理由
ここまでの結果からの私見ですが、徒長苗の復活方法は、挿し木の方がおすすめということにしました!
挿し木の場合、切った部分から新たに根が出てくるため、活着さえしてしまえば、その後は元気に育ってくれますし、その後は再び徒長することもありませんでした。
途中でメネデール100倍希釈液を与えて、元気になったということもありましたが、深植えの方にもメネデールは与えていました。
深植えについてですが、もしかすると今回はポットで育苗していることも元気がなくなった要因かもしれません。深植えするということは、ポットの下の方に苗をセットするため、根が伸びにくくなったりしているかもしれません。
地植えの深植えなら大丈夫だった可能性もあるかもしれません。ただ、根本的には徒長した苗が変わらず植えられているため、弱々しい状態が改善されるわけではないため、生育には限界があったということも考えられます。
ということで、とりあえず私の場合、今後徒長した苗は、メネデールさんを使って、どんどん挿し木で復活させたいと思います!
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