水耕栽培で間引きしたカボチャの苗を復活!ハイドロボール×ハイポニカはなかなか優秀!
間引きした苗を水耕栽培で復活!ハイドロカルチャーで水耕栽培
どうも、よっしーです!
家庭菜園で育苗していると、いつも苗の間引きがもったいないと感じてしまいます。
ポットに種をまいて、芽が出て、ようやく大きくなってきた時に、チョキンと切り取らなければいけません。
とは言え、大きく丈夫な苗を育てるためには間引きは必要な作業なので、心を鬼にして育ちの良くない方を選んで切り取ります。
上の写真はコリンキー(サラダカボチャ)の苗ですが、カボチャ系の種は入っている数が少なく、うまく発芽しないものもあったりするので、苗1本の重みが自分の中では他の野菜とは違った気がしてしまいます。
そのため、今回は間引きした苗をハイドロボールとハイポニカを使って水耕栽培で復活させられないか試してみることにしました。
ハイドロボール×ハイポニカはなかなか優秀!
ハイドロボールとは粘土を高温で発泡焼成して作った多孔質の材料で、主に水耕栽培用の園芸用土として販売されています。
私の場合、以前水耕栽培の実験で使った使い古しを持っていたので、今回はその使い古しをそのまま使用しました。
ハイポニカは言うまでもなく、水耕栽培用の液体肥料として有名ですが、水耕栽培装置用の液体肥料として利用しています。今回は、このハイポニカを水耕栽培の液体肥料として使いました。
今回は、コリンキーの苗とミケランジェロ(ロマネスコ)の間引き苗を以下のように育苗容器を使ってセッティングしました。
挿している苗は、どれも切り取ったものなので、この段階では根っこはありません。
セットしたのは、4月20日です。
管理については、気づいた時に液体肥料や水を補充する程度で、ビニールハウス内に置いておきました。
今日(5/19)の段階でコリンキーの苗は取り出すことにしたので、まずは今日の段階の苗の様子をお見せします。
なかなか立派に育っていますよね。当然、全ての苗が育ったわけではありませんが、コリンキーの苗とロマネスコの苗の両方が1か月程度でここまで成長しました!
ちなみに、ロマネスコの苗は、途中で小さいものを水耕栽培装置に移動させており、そちらでも立派に成長しています。
以下がロマネスコの水耕栽培装置の今日の様子です。一番右側がロマネスコとなっています。
コリンキーの苗はさすがにこの装置では手狭になっているため、大きめのポットに1つの苗を移し、もう2つは家庭菜園の空いているスペースに植えてしまいました。
水耕栽培からの土植えへの移し替えなのでうまく根付いてくれたら良いです。
育苗容器から取り出した時の状況は以下のように、きれいに根っこが成長していました。
ポットに移した苗は以下のとおりです。なかなか良く成長しており、畑に植え付けた方と比べても遜色がないレベルです。一度切り取られたとは思えないほど元気に育っています。こちらは、畑の方の苗のバックアップとしてもう少し、ハウス内で育てたいと思います。
以下は、家庭菜園の空いているスペースに植え付けた復活した苗です。育苗に使用した残土などを捨てている場所なので、うまく育つかは微妙かもしれません。カボチャ系の苗は広いスペースを必要とするので仕方ありません。
ハイドロボール×ハイポニカによる間引き苗の復活は、自分の中ではかなり良い方法だと思いました。単純な挿し木よりも定着率は高く、生育も早い気がします。
水耕栽培の利用方法として、間引き苗の復活はなかなか良いなと今回思いました!
今後もいろんな間引き苗の復活を試してみたいと思います。