スギナ入りぼかし肥のレシピを考えてみる。家庭菜園でオリジナルぼかし肥を作ってみよう!
スギナ入りぼかし肥のレシピを考えてみる。家庭菜園でオリジナルぼかし肥を作ってみよう!
今回の概要
今日も天気が非常に悪く、寒い一日でしたが、我が家の家庭菜園はなんとか無事そうで一安心しました。天気も悪く平日なので、あまり家庭菜園の作業はできないので、今日は今度やってみたいと思っていた『スギナ入りぼかし肥』のレシピを考えてみたいと思います。
ベースは我が家にふんだんにあるというか余り気味の油粕を使います。そこにスギナとP(リン)追加のために骨粉を入れ、最終的なレシピとしては、油粕100g+スギナ30g+骨粉15gの組成にしてみることにしました。
このレシピでN:P:K=5~6:4:2(%表示ではありません。組成比です。)
となりました。まずは、週末に仕込んでみようと思います!効果は使ってみてのお楽しみということで!ちゃんと発酵するかな~。
今回の内容
今日も天気が悪かった!家庭菜園はなんとか無事。
どうも、よっしーです!
今日も天気が悪くて、寒気&雨&風ということで、家庭菜園の野菜たちにとっては過酷な一日だったのではないでしょうか。でも、我が家の野菜たちはなんとか無事だったようです。とりあえず一安心。明日からは徐々に気温が上がっていくようです。
平日はそもそも家庭菜園の作業は少ししか出来ないので、ちょっと物足りないわけですが、そんなときは色々今後の準備をしておきたいと思います。
昨日の記事でも書きましたが、今後やってみたいことの一つとしてスギナを入れたぼかし肥を作ってみたいと考えています。
スギナ入りぼかし肥のレシピを考えてみる
ぼかし肥とは?
まず、ぼかし肥についておさらいです。ぼかし肥とは、米ぬかや油かすなどの肥料に土や籾殻などを加え、あらかじめ発酵させた肥料のことです。
以下のやまむファームさんのサイトを参考にさせていただきます。
やまむファームさんのサイトでぼかし肥の組成は、
N:P:K=5:4:1
となっていますので、こちらを目標の目安にしたいと思います。
そして、今手持ちの肥料資材としては、油粕がふんだんにあるので、
ベースは油粕としたいと思います。
ぼかし肥のレシピを考える
前回、3月に初手作りぼかし肥を作ったわけですが、その時はインターネットで適当に調べておおまかな配合で作りました。そんなにめちゃくちゃな組成にはなっていないとは思いますが、栄養素のバランスについては、あまり気にしていませんでした。
なので、今回は栄養素のバランスを考慮してぼかし肥を作ってみたいと思います。
目標の目安は、N:P:K=5:4:1です。
まず、ベースになる油粕の組成ですが、やまむファームさんのサイトでは、以下のとおりとなっていました。
N:P:K=5~7:1~2:1~2
これを見るとちょっとPが足りていませんね。
では、スギナの組成をもう一度確認してみましょう!
(以下、先日の記事です。参考にしていただけるとうれしいです)
(スギナ100g中の栄養成分)
・カリウム 3620mg
・リン 215㎎
・N 500㎎(仮)
Nは推測で仮設定していますが、組成は以下のとおりとなります。
油粕の100g中の組成は、先ほどの組成が%単位となりますので、
N:P:K=5:1:1とした場合、以下のとおりとなります。
・N 5000mg
・P 1000mg
・K 1000mg
仮に油粕とスギナを100gずつ混合したとすると、合計200gとなり、
・N 5500mg
・P 1215mg
・K 4620mg
となります。う~んどうもカリウムが多すぎるという感じになってしまいます。
しかし、土耕栽培においてはカリウムの過剰症は出にくいのだとか。
とは言え、さすがにもう少し減らした方が良いと考え、
油粕100gあたり、スギナ30gで混合してみようと思います。
そうすると、以下のとおりとなります。まあこんなもんかなという感じになりました。
・N 5150mg
・P 1065mg
・K 2086mg
さて、このままでは、Pが少ないため、Pを補充しなくてはバランスがとれません。
今家にあるP系の資材としては、骨粉肥料があるので、骨粉肥料でPのバランスをとりたいと思います。
骨粉肥料の組成を、N:P=4:20とすると、
骨粉肥料100g中には、
N 4000mg、P 20000mg入っていることになり、
上記の組成にPを3000mg程度追加したいため、
100g×3000mg÷20000mg=15gとなりますので、
15gの骨粉肥料を追加することにします。
すると、最終的に以下の組成となり、大体バランスが取れたかなという感じになります。
・N 5750mg
・P 4065mg
・K 2086mg
というわけで、今回のぼかし肥の基本レシピは、以下のブレンドを基本としたいと思います。
油粕100g+スギナ30g+骨粉15g
あとは、作ってみて水を投入したときの混ざり具合などを見て、必要があれば他の資材を投入することも考えたいと思います。
なんだかんだで結局、適当かい!と言われてもしょうがないですが、あとは作ってみて、使ってみてのお楽しみということで!
今回、肥料の組成について、はじめてちゃんと考えてみましたが、自分の勉強にもなるので良かったな~と思います。こんな感じで、自分のオリジナルぼかし肥を何パターンか作れるようになりたいと考えています。