よっしーの少量多品種で楽しむ家庭菜園

少量多品種栽培5年目の家庭菜園ブログです。 色々な品種、栽培方法に積極的チャレンジしていきます!

F1品種のミニカボチャから採取した種から栽培すると?~遺伝の法則を思い出した!~

F1品種のミニカボチャから採取した種から栽培すると?~遺伝の法則を思い出した!~

今回の概要

今年は、昨年収穫したミニカボチャの種から育苗し、カボチャを栽培しています。おそらく品種は栗坊だったと思われますが、F1品種ですので、遺伝の法則からすると、孫の代(今年)の形質は昨年のミニカボチャとは異なる可能性があります。

そして最近、畑の方に植えたミニカボチャと家の庭に植えたミニカボチャで形や大きさが異なることを発見しました!家の庭の方は、ミニカボチャとは言えないくらいの大きさになってきています。もうすぐ収穫時期を迎える予定ですが、味もどの程度違いがあるのか楽しみです!

畑の方のミニカボチャ

畑の方のミニカボチャ

 

今回の内容

昨年収穫したミニカボチャの種からカボチャを栽培!

 どうも、よっしーです!

昨年に引き続き今年もミニカボチャを栽培していますが、今年は昨年収穫したカボチャから採取した種から育苗しています。

昨年収穫したミニカボチャ

昨年収穫したミニカボチャ

昨年栽培した品種をうっかり記録し忘れてしまったのですが、形から察するにおそらく『栗坊』だと思います。栗坊か坊ちゃんかわからなくなっていたのですが、坊ちゃんはもう少しいかり肩な感じかな~と。

いずれにしても、固定種ではなく、『F1品種』ですので、種から栽培すると昨年とは異なる形質(形や味など)の実がなる可能性があります。

 

ここで、中学校の理科で習った『遺伝の法則』を思い出したのですが、

代々同じ形質を持つエンドウの親同士(丸×しわ)をかけ合わせると、

子の代では、全て丸の形質を持つエンドウが出来ます。

そして子を自家受粉させた孫の代では、丸:しわ=3:1の比率で形質が現れます。

 

さて、それでは、今年栽培しているカボチャの形質はどうなっているかです。

 

F1品種のミニカボチャから採取した種から栽培するとどうなるか?

今年、ミニカボチャは家の庭と畑に植えていますが、最近実がだいぶ大きくなってきて、ふと実の形が異なることを発見しました!

 

まずは畑の方のミニカボチャです。

こちらは、何となく昨年のミニカボチャ(栗坊?)に近い形に見えます。

大きさはミニカボチャサイズです。

畑の方のミニカボチャ

畑の方のミニカボチャ

 

そして、家の庭のミニカボチャ?です。

下に敷いているマットの大きさは同じですので、明らかにこちらの方が大きいのがわかると思います。また、模様も少し異なり、形もこちらの方がゴツゴツしています(少しいかり肩)。ちなみに、実が付き始めたのは畑の方が早かったと思います。

家の庭のミニカボチャ?

家の庭のミニカボチャ?

お次に葉っぱを比べると以下のとおりとなります。

まずは、畑の方です。

畑の方のミニカボチャの葉

畑の方のミニカボチャの葉

 

続いて、家の庭のミニカボチャ?です。

家の庭のミニカボチャ?の葉

家の庭のミニカボチャ?の葉

葉っぱの形質は特に変わらなそうですね。

カボチャについては、おそらくもう少ししたら収穫が出来そうな状態です。

収穫してから食べられるようになるまでは追熟が必要なので、待つ必要がありますが、味もどのような違いがあるのか楽しみです!無事に収穫できることを願います。

 

今年は、梅雨がいつになく長雨になってしまい、カボチャやスイカ、メロンなど雄花と雌花があるタイプの作物は、昨年に比べて非常に実の付きが悪いです。受粉する機会自体が少なくなってしまったことの影響が大きい気がします。

そして、家の庭の方は、少し『うどん粉病』の症状が見られてきました。

今年は病気との戦いになりそうですね。頑張らなくては。