育苗失敗!?~育苗時の徒長の原因と対策について~
育苗失敗!?
どうも、よっしーです!
さて、昨日育苗頑張るぞという記事を書いたばかりなのですが、どうも失敗してしまったようです。
まず、これが昨日の記事の写真です。
左は、スナックエンドウと絹さや、その隣がサニーレタス⇒芽キャベツ⇒枝豆となります。さらにとなりの発泡スチロールには、カボチャ系が三種類あります。
見てみると、どれもひょろ長いですね。これが、『徒長』という状態のようです。
徒長とは?
徒長とは、写真のようにひょろっと軸の部分が細く伸びてしまった状態で、家庭菜園で育苗する場合に良く出る症状みたいです。
主な原因は、以下のとおりです。
① 日光不足
② 密植状態
③ 水のやりすぎ
④ 温度高すぎ(特に夜間)
⑤ 肥料の過不足
上記のうちで、今回自分に当てはまりそうな原因を考えてみると、
まず、①の日光不足については、日当たりの良い窓際に置いてあるため、日中は十分光が当たっていると思いますので、多分違う。
次に②の密植状態についてですが、小さめのポットに3~4粒程度種をまいているので、可能性としては考えられます。要は苗同士が近いと、競争して日光を求めるため、上に伸びてしまうということのようです。
③ 水のやりすぎについては、表面が乾いてきたら水を与えると良く本にも書いているので、ちょっと乾いてきたら水をあげていました。やや過保護気味だったかもしれません。可能性ありです。
④の温度高すぎについては、一番心当たりがあります。我が家は全館床暖房なので、基本的に暖かいです。夜間でも20℃以上は確実にあります。
③の水がたくさんある状態で、夜間の温度が高いと、昼間に光合成で作った栄養をどんどん成長に使ってしまい、どんどん上に伸びてしまい、ひょろ長くなってしまうようです。おそらくこれが一番の原因か?
⑤の肥料過不足については、購入した種まき用の培土を使用しているので、適正な量であるということにしたいと思います。
徒長の対策は?
徒長の対策としては、今後は以下に気を付けようと思います。
・ 水分あげすぎに注意する。あげるときはなるべく朝に水やりをして、夕方や夜は 水やりは控える。(仕事から帰ってきてから、お世話をするため、どうしても夜に水もあげがちでした)
・ 夜は玄関に苗を移動する。家で最も涼しいのは、玄関です(床暖房が入っていないため)。なので、夜は玄関に移動させ、日中と寒暖差を作ってあげるようにします。
・ 間引きは早い段階で行う。徒長防止のため、早い段階で2本残し程度に間引きします。
これで、多少改善するか試してみたいと思います。やはり、失敗を重ねないと経験値が上がらないので、今回の失敗を成長するチャンスと捉えて、リトライしたいと思います。
徒長した苗はどうする?
それでは、徒長してしまった苗はどうしたら良いのでしょうか?
まず、写真の中で最もひょろひょろだった、サニーレタスと芽キャベツはどうにもならないと判断し、引っこ抜いて、新しい種を植えなおしました。
枝豆、スナックエンドウ、絹サヤは、穴あき黒マルチを張った畝に帰宅後に植え付けてきました。植え付け時は、深植えして、苗が折れにくくしました。
ただ、まだ朝晩は冷えるので、さらにその上にビニールトンネルを被せて、寒さ対策をしました。なんとかうまく成長してくれると良いです。
カボチャの仲間達も徒長していると思うのですが、ちょっと様子を見つつ、苗を間引きし、間引きした苗は、別のポットに挿し木して育苗してみようと思います。無事に育てば、植え付け可能なようです。
ちなみに、ソラマメは、床暖房の入っていない二階で育てているためか、まだ大丈夫そうです。
徒長対策の効果についても、また記事を書きたいと思います!
↓徒長した茎ブロッコリーの苗の復活方法2種類を比較してみました!