家庭菜園での追肥のタイミングは?作物毎に追肥のタイミングを整理してみました!
家庭菜園での追肥のタイミングは?作物毎に追肥のタイミングを整理してみました!
今回の概要
家庭菜園でついつい忘れてしまいがちな、『追肥』。少量多品種栽培では、特に追肥のタイミングが品目によってバラバラだったりするので、なおさら大変です。
今年は、去年よりも30品目くらい増えているので、スケジュール確認が重要なので、追肥のタイミングを整理しておきたいと思います。
そして、追肥の際には、自家製ぼかし肥にも大いに活躍してもらう予定です!
追肥のタイミングもブログにまとめておくことで、家庭菜園の作業中にスマホで確認できるので便利ですね。
今回の内容
ついつい忘れてしまいがちな追肥
どうも、よっしーです!
連休が終わり、家庭菜園での種まきや苗の定植のピークが過ぎ、一段落しました。
ただ、少量多品種栽培をしていると、色々な作物毎に管理の仕方が違い、うかうかしているとついつい忘れがちになってしまうのが、「追肥」です。
必要な時に追肥し忘れ、その後の生育が悪くなってしまうことも考えられます。
今年は、特に昨年から30品目くらい増えているので、きっちりとスケジュールを確認し、どのタイミングでどのように追肥をしたら良いか整理しておきたいと思います。
ちなみに、追肥では、自家製ぼかし肥にもおおいに活躍してもらいたいと思います!
品目別の追肥のタイミングについて
では、今年私が栽培している品目について、科別やその他の分類毎に追肥のタイミングを確認していきたいと思います。
参考にした書籍は、以下の「有機・無農薬でできる野菜づくり大事典(金子美登)」と「コンパニオンプランツの野菜作り(木嶋利男)」です。
どちらも、私の教科書的な存在の本です。
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ナス科の追肥のタイミング
① ジャガイモについて
基本的に不要。
② トマトについて
開花後、実がつきはじめたころ、ぼかし肥など畝全体に追肥。
③ ナスについて
定植後、20~25日で1回目の追肥。ぼかし肥など株間にひとつかみずつまく。その後も2週間に一度同じように追肥する。
※花を見て、中央の雌しべがまわりの雄しべよりも出ていれば肥料が足りている。雌しべが見えない場合は、肥料が足りていないとのこと。
④ ピーマン
梅雨時から2週間に一度のペースで追肥。ぼかし肥など株間にひとつかみずつまく。
⑤ シシトウ・唐辛子について
花がつきはじめたころから、月2回、ぼかし肥など1mあたりひとにぎりずつまく。
⑤ ペピーノについて
4~9月にかけて3~4回に分けて骨粉入り発酵油粕などを追肥。
※以下、参考サイト様です。
ウリ科の追肥のタイミング
① キュウリ
実がなりだした頃に1回目の追肥としてぼかし肥などを株間にまく。その後、収穫が続いている間は、2週間に一度のペースで追肥する。
② スイカ
実がピンポン玉大(又はこぶし大)になったころ、ぼかし肥などを株元にうすくまく。
③ メロン
果実が卵大の時に、株元に軽く一握りまく。
④ カボチャ・バターナッツ
生育が遅い時は追肥する。ぼかし肥などを株元にひとつかみずつまく。
⑤ ズッキーニ
植え付けから半月後、株が大きくなってきたところで、トンネルを外し、1回目の追肥としてぼかし肥などを株元にまく。以後、2週間に一度ずつ追肥。
⑥ ゴーヤ
順調に生育している場合は、追肥をしなくてもよい。のびが遅い場合は、親づるが50㎝のころに一度、少量のぼかし肥などまく。その後も生育が遅ければ、2週間に一度ほど追肥をしても良い。
マメ科追肥のタイミング
① 枝豆・黒豆
基本的に不要。
② スナップエンドウ・絹サヤ
開花後と収穫最盛期に追肥。その後は、収穫終了まで1か月ごとに追肥。
③ ソラマメ(春まき)
開花時期に追肥するが、アブラムシが付いている場合は追肥しない。
④ 落花生
基本的に不要。
アブラナ科の追肥のタイミング
① ブロッコリー
定植から約10日後にぼかし肥など畝の肩に追肥・中耕。本葉15枚ころ2回目の追肥をする。
② コマツナ
草丈が5㎝くらいになったら、条間にぼかし肥などを追肥。
③ チンゲン菜
草丈10㎝のころ、その2週間後にぼかし肥などを追肥。条間にまいて中耕。
④ ミズナ
草丈20㎝くらいになったら、畝間にぼかし肥などを追肥。
⑤ 芽キャベツ
定植から2週間後に畝間を中耕してぼかし肥等などを追肥。
⑥ ルッコラ
草丈7~8cmのころ、ぼかし肥などを軽くまき中耕。
⑦ 小カブ
2回目、3回目の間引き後に、ぼかし肥などを片側の畝の肩に追肥、土寄せ。
⑧ ダイコン
2回目の間引き(1本立ちにする)のとき、成長がおもわしくなければぼかし肥などを畝の肩にかけて追肥し、中耕・土寄せする。
その他の追肥のタイミング
① ニンニク・玉ねぎ
春先に追肥済み。
② 里芋
里芋の茎葉が3枚のころとその1か月後に畝の表面にぼかし肥などを追肥し、かるく混ぜる。(その後に土寄せ?)
③ サツマイモ
基本的に不要。
④ トウモロコシ
草丈が20~30cmのころ、1回目の追肥。ぼかし肥などを株間にひとつかみまいてから、株元に土寄せ。草丈が50~60cmのころ、2回目の追肥と土寄せ。雌穂が出る頃に3回目の追肥をする。
⑤ ショウガ
草丈10cmくらいで1回目の追肥。ぼかし肥などを1あたりひとつかみ畝間にまく。草丈30cmくらいで2回目の追肥。追肥と同時に畝間を中耕・土寄せ。夏までに3回追肥する。
⑥ オクラ
植え付け後から2週間に一度のペースで追肥。ぼかし肥などをひとつかみずつ畝間にまき、土寄せ。
⑦ アスパラガス
月に一度、追肥して土寄せ。(収穫時期終了後の管理)
⑧ シュンギク
定植後は2週間に一度のペースで追肥。中耕、土寄せして、ぼかし肥などを1あたりひとつかみずつ畝間にまく。
⑨ ホウレンソウ
草丈が7~8cmのころ間引きし、ぼかし肥などを1あたりひとつかみずつ条間にまく。(追肥済み)
⑩ サニーレタス・サンチュ
植え付けから2週間後、ぼかし肥などを畝間に追肥。
⑪ パクチー
定植から2週間後、少量の鶏糞又はナタネ粕を追肥。
⑫ バジル・ミント
植え付けの10日後から成長を見ながら2週間に一度ぼかし肥などを追肥。
⑬ ニンジン
2回目の間引き(握りこぶし幅に間引き)の時、畝間にぼかし肥などをまき、中耕・土寄せ。
⑭ マリーゴールド
基本的に不要。
まだ、他にもあるのですが、だいたいこのような感じとなります。
私自身、まだ追肥のタイミングや管理など頭に入っていないものも多いので、今回のようにブログにまとめて、畑で自分のブログ記事を確認しながら、作業できればと思っています。ブログと家庭菜園は相性が良いという記事は前に書きましたが、このようにブログにまとめることで、自分の作業メモとして使うことも可能ですね。
というか、すでに追肥忘れてるのあった(^^;
今週末に忘れずに追肥します。