ミニトマトが青枯病になってしまいました!
ミニトマトが青枯病になってしまいました!
今回の概要
先週末にミニトマトが青枯病になってしまいました。青枯病は一昨年に大玉トマトで経験していたため、すぐにピンと来ました。ここ最近、雨続きで気温が高い状況が続いていたので、病気が出やすい環境でもあったと思います。
青枯病にかかった場合は、どうすることもできないため、他に広がらないうちに株ごと抜き取ってごみ袋に入れて処分しました。
来年以降は青枯病の予防として、青枯病が発生していない畝を使用する。青枯病耐性のある接ぎ木苗を植える。雨などによって土が跳ね返らないように、マルチをきっちり張る。コンパニオンプランツとしてネギ科と一緒に植え付けるなど万全の対策を取りたいと思います。
今回の内容
ミニトマトが青枯病になってしまいました!
どうも、よっしーです!
今日も梅雨の晴れ間だったため、帰ってきてから急いでジャガイモを収穫したり、メロンの誘引をしたりしました。また明日から雨が続くという事で残念です。
残念な出来事がもう一つありまして、先週末家庭菜園を確認すると、順調に生育していたミニトマトの葉が急に全てうなだれていました。
この現象には見覚えがあり、すぐにピンときました。
『青枯病(あおがれびょう)』です。
以下がその時の状況です。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、トマトの葉っぱだけがほとんど全てしおれて、うなだれています。
実は、同じような状況を一昨年の家庭菜園1年目に経験しています。
その時は大玉トマトだったのですが、もうすぐ収穫できそうというところで、青枯病にかかってしまい、大変残念な思いをした記憶があります。
ここ最近、雨続きでしかも気温は高めという、病気にかかりやすい状況が続いていたので、やっぱり病気が出たか~という感じです。対策が甘かったようで反省しています。
青枯病になったらどうするか?
青枯病になってしまったらどうしたら良いか?
青枯病は細菌性の病気でかかってしまったらどうすることもできません。
葉っぱや茎を切ったりするとそこから細菌が他へ広がってしまうおそれがあるため、基本的には株ごと引き抜いて、ごみ袋に入れて捨てるしかありません。
青枯れ病の細菌は土中に2~3年は残ってしまうため、株を抜いたときもできるだけ周辺の土も合わせてごみ袋に入れて処分した方が良いです。
あとは、隣の中玉トマト、さらに隣の大玉トマトに伝染しないことを祈るのみです。
青枯病にならないための対策は?
青枯病はかかってしまったら、どうすることもできませんので、予防対策が肝心なようです。
①まずは、青枯病が発症したら、そこの畝にはしばらくはトマトやナス科は植えないようにすることです。ただし、感染する植物の範囲は広いようですので、場合によっては農薬など必要な対応をした方が無難かもしれません。
ちなみに、今年植えた場所は、一昨年青枯病が発生した畝とは別で、昨年と連作もしていなかったのですが、菜園に青枯病の細菌が残っていたのかもしれません。
②また、青枯病に耐性のある接ぎ木苗を用いるという方法もあるようです。
以下のように青枯病耐性が説明にある苗が売っています。
来年は青枯病耐性が必須になりそうです。
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③もう一つ、今年の失敗ですが、マルチを中途半端にかけてしまったことです。
ラッカセイ等他の作物と混植する関係で畝の外側にしかマルチがかかっていませんでした。そのため、雨による土の跳ね返りなどで、細菌が脇芽を取った切り口などに侵入してしまったかもしれません。
来年以降は、マルチをしっかりかけて、土が雨などで跳ね返ったりしないようにしたいと思います。
④さらにもう一つうっかり忘れていたことがあります。
それは、苗を植え付ける際にコンパニオンプランツのネギと一緒に植えるのを忘れてしまったことです。
ネギやニンニクなどは青枯れ病の細菌を抑える効果があるそうなので、完全ではありませんが、一緒に植えることで予防できるかもしれません。
ミニトマトは、5月に冷害で枯れかけた時に、もう一つ購入し、念のため鉢で栽培しているものがあるため、土植えほどの勢いはありませんが、大事に育てたいと思います。