ニンニクがさび病に!家庭菜園で発生するネギ科の病気です。
ニンニクがさび病に!家庭菜園で発生するネギ科の病気です。
今回の概要
今日は、ニンニクがさび病にかかってるのを発見し、感染している株を急遽収穫しました。昨年は、九条ネギがさび病にかかり、一時ほぼ壊滅状態になってしまったので、ちょっとその光景がフラッシュバックしました。
感染しているのは2~3割ほどだったので、来週また確認し、広がっている株があれば収穫し、2週間後の本収穫まで持ちこたえてくれたらと思います。また、同時期に収穫期を迎えるタマネギにも感染が広がらないことを願います。
さび病の対策としては、一般的には殺菌剤を散布するそうですが、拮抗菌を利用するなどの方法もあるようです。葉ネギなど葉を食べるものでなければ、感染した株を早取りするなどで対応するのも良いと思います。
今回の内容
ニンニクがサビ病に!とりあえず一部収穫しました。
どうも、よっしーです!
今日は、午前中は子供のスポ少があったため、午後から家庭菜園の作業を行いました。
エダマメの直播を行い、トウモロコシに追肥し、ジャガイモのテントウムシダマシを駆除し、大根の間引きをし、カボチャ、スイカ、メロンの草取り&スギナマルチをしたところで、お次はニンニクの番です。
ニンニクの芽(不完全とう立ち)を観察し、伸びているところがあれば、摘み取っていきました。すると、記憶にある光景が目につきました。
オレンジ色の点々が葉っぱに。
これは、間違いなくさび病だ!
去年の九条ネギのさび病
一目見て、すぐにさび病だとわかりました。なぜなら、去年このさび病により、九条ネギが全滅しかけたからです。ちょうど、小ネギサイズに育ち、そうめんなどの薬味にちょうど良くなってきた頃、一気にさび病が広がりました。九条ネギは葉ネギとして食べるつもりで植えていたので、食べられるところが一気になくなってしまいました。
去年の対処法としては、地際で全て刈り取り、処分しました。
また、さび病の再発予防として風通しを良くするために、間引きも行いました。
そのかいあってか、その後、数は半減となりましたが、葉の部分がきちんと復活してくれ、再発もしなかったため、九条ネギを楽しむことができましたし、今年のコンパニオンプランツとして使うことができました。
ちなみに、農薬散布で対応する場合は、ダコニールが効果があるそうです。
とりあえずニンニクの一部を収穫しました!
ニンニクのさび病の広がりはまだ一部(2~3割程度)であったため、とりあえずさび病が葉に広がってしまっている株を収穫することにしました。
ニンニクの収穫予定は、2週間後あたりを想定していたため、まだしっかり育っていませんが、今後すべてに広がり、タマネギなどにも広がったら大変なことになるので、苦渋の選択です。また来週確認してひどくなっている株があれば、その株を収穫することにしたいと思います。
何割かでも完全に成長したニンニクを収穫できれば良いなと思います。
以下が収穫後のニンニクの畝です。わかりにくいですが、主に手前側に集中してさび病が見られました。
収穫したニンニクです。
収穫したニンニクを一部ホイル焼きにして食べてみました。
おいしかったのですが、もう少しボリューム感、ホクホク感が欲しい所です。
やはりちょっと早かったですね(T_T)
さらに一部は明日、アヒージョにして食べる予定で、残りは小屋で乾燥中です。
天日乾燥する時間は無かったので、明日の日中外で天日乾燥出来たらと思います。
さび病の対策は?
さび病の対策ですが、一般的には殺菌剤を散布するようです。
以下、参考サイト様です。
ニンニクの場合、葉を食べるわけではないので、散布して病気の蔓延を止めることができるのであれば、良いですね!
ただ、家庭菜園の場合、そこまではちょっとという方も多いと思います。
基本的には風通しを良くしたり、早めに病斑の葉を撤去(焼却かごみとして処分しましょう)をするのが良いと思います。
全体に広がっていなければ、ニンニクやタマネギのように葉を食べないものであれば、発病している株だけ収穫してしまうのも良いと思います。
他には、拮抗菌を利用する方法もあるようです。
農薬を使用したくない場合は、以下のサイト様で紹介されているような方法も良いかもしれませんね。
予防としては、風通しや水はけを良くするのが良いそうです。
ニンニクの畝のあたりは、水はけがちょっと悪いので影響があったのかもしれません。
ちなみに、タマネギもおおよそニンニクと同じようなタイミングで収穫適時となる予定です。今日は、1つだけ大きくなったものを早取りして晩御飯に食べてみましたが、みずみずしくて、甘くて本当においしかったです。タマネギの畝はニンニクと隣接している畝もありますので、さび病が広がらないことを祈ることとします。
せめて、家の庭に植えている九条ネギは死守したいところです。